英検2〜3級はReading・Listening・Speakingの3技能、4・5級はReading・Listeningの2技能に対応するスコアです。
参照元:文部科学省「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」(2014年7月4日「英語教育の在り方に関する有職者会議」より作成)
「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)」は、言語の枠や国境を越えて、異なる試験を相互比較することができる国際標準のこと。
外国語の熟達度をA1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階に分けて説明しています。
平成29年度府立高校入学者選抜にて考慮される外部検定(現在のところ、TOEFL iBT、IELTS及び英検が対象)も、同じく4技能を養うための検定であり、今回の府立高校学力検査問題の改革で方向性が同一になります(下記換算表は外部検定テスト結果が高校入学者選抜にて考慮される場合の読み替え得点率を示す表です)。
(参考:換算表)
出典:大坂府立高等学校の英語学力検査問題改革について(大阪府ウェブサイト)
●対象教科・科目は「国語総合」「数学Ⅰ」「世界史」「現代社会」「物理基礎」「コミュニケーション英語Ⅰ」など、高校の必履修科目。
●出題内容は、従来型テストと同様「知識・技能」重視。
●英語は民間の資格・検定試験などを活用。
●年間2回程度実施され、高2〜高3で複数回受験可能。
●結果は段階別表示によって示され、調査書に記入。
●評価の中心は「思考力・判断力・表現力」。
●「教科型」「合教科・科目型」「総合型」を組み合わせて出題。
●難易度の高い問題も出題される。
●英語は民間資格・検定試験などを活用。「読む」「聞く」だでなく、「書く」「話す」も加えた四技能を評価。
●多肢選択方式だけでなく、記述式も。
●高3で受験。年複数回実施され、複数回受験可能。
●結果は段階別表示によって示され、大学の個別選抜への資格試験的利用も促進。