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長野県高校入試解答【速報】


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国語

出題形式と配点

大問 出題内容 漢字/語句【配点】 記号【配点】 記述【配点】 合計【配点】
論説文 2問 【8点】 1問 【3点】 4問 【22点】 7問 【33点】
読解 0問 【0点】 3問 【6点】 1問 【4点】 4問 【10点】
漢字 1問 【6点】 0問 【0点】 0問 【0点】 1問 【6点】
古文 0問 【0点】 3問 【10点】 4問 【14点】 7問 【24点】
小説、表現技法 1問 【4点】 2問 【5点】 5問 【18点】 8問 【27点】
合計 4問 【18点】 9問 【24点】 14問 【58点】 27問 【100点】

問題の傾向と内容

大問数や配点は、例年通りの構成となりました。ただ、漢字が選択式であったり、俳句が出題されたりと、例年とは異なる問題が出題されています。


【大問1】論説文

本文の傍線部に関する問題では、傍線部付近だけでなく文章全体から探すことで解ける問題があった。このことから、文章全体や段落ごとの流れを把握する読解力や、文章を早く読む力が必要である。
例年通り100字以内の作文も出題された。ただ、作文を書く際の条件が昨年よりも多く、詳細に書かれている。自分の考えを条件に沿って書く文章力を養うことが必要である。


【大問2】読解

グループによる話し合いの場面からの出題となった。空欄に当てはまる言葉を、会話の流れを読み取り考えて書く問題が出題された。出題される問題傾向としては例年通りである。


【大問3】漢字

今年度は新たに選択問題という出題形式になった。漢字が書けなくても得点できる形式にはなったが、同音異字や同訓異字、四字熟語など間違えやすい問題が出題された。


【大問4】古典

昨年に引き続き、古文と漢文が出題された。古文は、現代語訳が多く、理解しやすい内容であった。「」が抜けている箇所を答えさせる設問が出されなかった反面、例年通り、現代仮名遣い、主語特定問題、内容理解の問題が出題された。また、今年度から2つの意味を持つ言葉を問う問題が出題された。漢文は昨年同様、内容一致の穴埋めと返り点の問題が出題された。2つの文章を見比べ、答えるものであったが、文字制限なく抜き出す問題になっており、読解力が求められた。一方で、返り点をつける問題は、基礎的なものであったため、総じて例年通りの難易度だと考えられる。


【大問5】小説、表現技法

ここ3年間の長野県の公立入試において俳句、詩、短歌(特に現代)の出題は見られなかったが、小説と俳句の融合問題が出題された。特筆すべきは、漢字の総画数を問う問題が出題され、昨年同様漢字に関する知識が求められた点である。また、本文に関する設問に於いては、文章を読みとる問題と、俳句の表現技法に関する問題で構成されており、詩や俳句などの短い文章から情景を読み取れるかがポイントであった。内容一致問題は例年通りの難易度だが、最後の記述問題は、抽象的な文のわずかなヒントから情景を考え、それを記述するというものであった。自由度が高いぶん、本文を頼って記述することができず、記述力と想像力が必要な点において、昨年の問題よりもやや難化したと考えられる。


数学


出題形式と配点

大問 出題内容 基本【配点】 応用【配点】 合計【配点】
基本計算 12問 【36点】 0問 【0点】 12問 【36点】
資料の活用、空間図形、作図 0問 【0点】 7問 【21点】 7問 【21点】
一次関数 0問 【0点】 8問 【23点】 8問 【23点】
平面図形 0問 【0点】 6問 【20点】 6問 【20点】
合計 12問 【36点】 21問 【64点】 33問 100点

問題の傾向と内容

全体的に思考力や表現力を問われる問題が増加。しかし、問1の基本問題での配点の増加や各大問毎に見ても確実に正解できる問題も多くなったため、全体としての平均点はあがるのではないか。
ただし問2以降の問題の文章量が多くなったため、高得点を狙うためには問題を解くのに必要な情報を早く読み取る力がより必要となった。


【大問1】基本計算

難易度自体は例年同様のため配点が6点増えた分、高得点を狙いたい。


【大問2】資料の活用、空間図形、作図

(1)ヒストグラム、割合、平均値について(2)正四角錐について(3)円の作図とおうぎ形についてが出題された。特に(1)と(3)では文章量が多く、必要な情報を読み取るのに苦労する可能性がある。また、近年の傾向である記述問題や途中計算を書く問題が引き続き出題されているが、今年は指定された条件を満たして正しく記述することが難しかったと思われる。


【大問3】一次関数

小問Ⅰでは水の温度変化の問題、小問Ⅱではエレベーターの動きに関する問題が出題され、どちらも一次関数の応用問題であった。
特に小問Ⅱの問題はグラフを正しくかくことができれば、それぞれの式を求めたり、交点の座標を求めることで得点できる問題。ただし計算に慣れていないと時間がかかってしまう。


【大問4】平面図形

小問Ⅰでは円の内部にある三角形の合同の証明の利用、小問Ⅱでは2つの円の位置関係によってそれぞれの辺の長さ、角度、面積がどのように変化するのかを問う問題であった。
小問Ⅰの証明は基本的な内容のため、対策ができていれば得点はできたであろう。
小問Ⅱでは点O、点P、点M、点C、点Dがどのような位置関係になるのかを問題文の中から正確に読み取らなければならなかった。また、それぞれの点を結んでできる図形で直角三角形を見つけ、三平方の定理を活用できるかどうかも正解の鍵となる。


英語


出題形式と配点

大問 出題内容 記号【配点】 記述【配点】 合計【配点】
リスニング 10問 【20点】 0問 【0点】 10問 【20点】
場面対話・英作文 6問 【13点】 4問 【17点】 10問 【30点】
対話(インタビュー) 3問 【6点】 5問 【18点】 8問 【24点】
長文読解 9問 【22点】 2問 【4点】 11問 【26点】
合計 28問 【61点】 11問 【39点】 39問 100点

問題の傾向と内容

昨年と同様4つの大問で構成されていた。各大問別にみると、【問1】リスニング、【問2】場面対話、【問3】対話分、【問4】長文読解と大きく形式に変更はなかった。リスニングを含め記号で答える問題が61点分と昨年より増えていたが、内容理解を求める問題が多いため、前後の文の関係や段落ごとの内容を正しく読み取ることが求められた。


【大問1】リスニング

絵や図表を見て答える問題、対話を聞いて質問に答える問題、200語弱の英文を聞いてから質問に答える問題という構成は変化なし。図表問題のNo.3は、生徒の通学方法を円グラフから読み取る問題が出ているが、比較の表現の文法を理解していれば問題なく解けそうだ。キーワードから対話の場面や会話の流れを想像するため、普段からのリスニング学習が不可欠である。


【大問2】場面対話・英作文

Ⅰ(1)~(4)は定番の語句補充・選択問題・語形変化・整序問題。いずれも基礎的・基本的な文法を理解していれば解ける問題だった。
Ⅱ(1)では英文を読んで指示に従って答える英作文が出題された。主語と動詞のある英文で書くことが条件となっているため、普段から主語と動詞を意識して学習できているかがポイントである。(2)では英文を読んで、2つの質問に対してあなたの考えを2つ内容を関連させて英作する問題が出題された。英文内容の理解とともに相手に正しく伝わるように表現できるかが問われた。


【大問3】対話(インタビュー)

昨年は手紙のやりとりが出題されていたが、今年はインタビュー形式の対話文が出題された。インタビューの内容について問われる問題が多いため、全体の内容を正確に読み取ることができるかが問われた。最後の問題では、10語以上を用いて、自身の考えを英作する問題もあった。


【大問4】長文読解

題材は静岡県にある深良用水についての話だった。深良用水がなぜ建設されたのか?建設にあたってどのような困難があったのか?また、人々のどのような想いがあったのか?など、本文内容や書き手の伝えようとすることを正確に読み取る力が必要となった。


理科


出題形式と配点

大問 出題内容 記号選択【配点】 語句・記述【配点】 数字・計算【配点】 作図【配点】 合計【配点】
生物 5問 【14点】 4問 【11点】 0問 0点 0問 【0点】 9問 【25点】
化学 4問 【10点】 5問 【12点】 1問 【3点】 0問 【0点】 10問 【25点】
地学 4問 【10点】 5問 【15点】 0問 【0点】 0問 【0点】 9問 【25点】
物理 1問 【3点】 3問 【8点】 5問 【11点】 1問 【3点】 10問 【25点】
合計 14問 【37点】 27問 【46点】 6問 【14点】 1問 【3点】 48問 100点

問題の傾向と内容

昨年度同様、生物・化学・地学・物理の各分野均等に出題された。昨年度の問題と比較すると、問題はやや難しくなったように思われる。問題数も「語句・記述」が18問→27問、「数字・計算」が5問→6問と増加が見られる。また、記述の内容も、知識そのものではなく考え方の過程が問う問題が出題されており、昨年と同様、難しい。記述以外に関しては、3学年範囲、複合問題に慣れていれば、比較的解答できたものと思われる。


【大問1】生物分野

Ⅰは2年生の学習範囲である「動物」についての単元に、3学年の学習範囲である「発生」を加えての出題。Ⅱは3年生の学習範囲である「生物のつながり」からの出題。記述を除くと、Ⅰ、Ⅱの難易度はそれほど高くないので、記号・用語で確実に得点できたかどうかが鍵となる。


【大問2】化学分野

Ⅰは水溶液の性質に関する問題、Ⅱは溶解度に関する問題。Ⅰについては、それぞれの水溶液についての性質が、どれだけ覚えられていたかがポイント。図については、見慣れない(無機化学の定性分析に見られるものに近い)図であったと思われるが、落ち着いて取り組めば難易度は高くない。Ⅱは、問題数も少なく、易しい問題。確実に解答したい。


【大問3】地学分野

Ⅰは天気に関する問題。前線や、前線にともなって発達する雨雲についての知識が必要とされた。また、Ⅱの星の運動に関する問題は、一日の星の動き、一年を通しての星の動きだけではなく、緯度、経度が変化した際の星の位置について考察する力が必要とされる、やや難しい問題。


【大問4】物理分野

Ⅰは3年生単元の「力と運動」と2年生単元「電気」との複合問題。あわてずに問題が読み解けたかが鍵となる。Ⅱは1年生単元の「力のはたらき」についての出題で、Ⅰ、Ⅱを通して3学年満遍なくの出題となった。物理分野は、昨年と比較して、計算問題の数は変わっていないが、配点が高くなっている。問題も複合問題で読み取り難く、平均点は下がる可能性がある。


社会


出題形式と配点

大問 出題内容 語句記述【配点】 選択・数字【配点】 論述【配点】 合計【配点】
地理総合問題 4問 【8点】 8問 【16点】 2問 【6点】 14問 【30点】
歴史総合問題 4問 【6点】 7問 【14点】 4問 【11点】 15問 【31点】
公民総合問題 1問 【2点】 10問 【14点】 3問 【5点】 14問 【21点】
公共 0問 【0点】 4問 【4点】 4問 【14点】 8問 【18点】
合計 9問 【16点】 29問 【48点】 13問 【36点】 51問 100点

問題の傾向と内容

語句記述の配点が少なくなり、論述問題の配点が増加。問4では昨年以上に踏み込んだ問題内容となっている。資料も多く、複数選択問題も出題されている。総じて、時間が足りないと感じる受験生もいたのではないか。今後も、膨大な情報からその特徴を把握する力(情報処理力・分析力)、自分であればどうするかを考える力(思考力・判断力)、そして文章にまとめていく力(文章力・表現力)が定着しているかを問う傾向は続くだろう。


【大問1】地理総合問題

地理総合問題:昨年同様、日本地理と世界地理からそれぞれ出題。中心出題分野:北海道地方+ヨーロッパ州。
資料が豊富。正確な知識に基づき、複数の資料を関連付けて解く必要がある。計算問題は直接出ていないが、(3)の③のように、選択問題の中に割合を求める計算を必要とするものも出題されている。論述問題は2問のみだが、語句を知っているだけでは解けない問題となっている。総じて、解答に時間がかかった可能性がある。


【大問2】歴史総合問題

歴史総合問題;昨年同様、略年表を用いた近代までの歴史を出題。中心出題分野:略年表より、農村や一揆を例に挙げながら人々を取り巻く生活の変化を中心に出題 
古代から近代まで満遍なく出題されている。時系列毎に並べ替えをする問題は(1)の1題のみが出題されている。語句問題の配点数が少なくなり、その分論述問題が増えた。論述問題は語句指定が短く、端的に解答する力が必要。複数選択問題は同程度だが、語句問題が減って論述問題が増えた分、歴史分野はやや難化か。


【大問3】公民総合問題

公民総合問題;Ⅰが経済分野 Ⅱが政治分野の問題。中心出題分野:消費生活と経済、生産と労働、現代の民主政治。
配点数が21点に減少。語句、論述問題が少なく、ほとんどが複数選択を含む選択問題で構成されている。地理、歴史に比べれば解くのにかかる時間は少なかったか。複数選択が多い分、正確な知識が必要とされる問題構成。注意点は記述問題の(1)。契約に関する問題で、様々な回答例が予想されるため、受験生は戸惑ったかもしれない。


【大問4】公共(仮称)問題

公共(仮称)問題;高校で必修科目になるといわれる「公共(仮称)」を意識した問題。中心出題分野:現代社会の諸問題(資料分析)と温暖化対策への対応に関する問題(論述)。
(1)と(2)では資料分析を通じて、選択問題と論述問題が出題される。資料を正確に読み取り、文章にまとめられるかが重要。(3)では、資料分析を土台にして、情報を観点からまとめる必要がある。また、そこに加えて自分の立場を明確にした上で理由を答えさせる問題構成となっており、分野としては難化していると考えられる。



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