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長野県高校入試解答【速報】


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国語

出題形式と配点

大問 出題内容 漢字/語句【配点】 記号【配点】 記述【配点】 合計【配点】
論説文 2問 【8点】 1問 【3点】 4問 【26点】 7問 【37点】
読解 0問 【0点】 3問 【6点】 2問 【4点】 5問 【10点】
古典 0問 【0点】 2問 【7点】 3問 【12点】 5問 【19点】
漢字 1問 【6点】 0問 【0点】 0問 【0点】 1問 【6点】
小説文 1問 【4点】 2問 【6点】 3問 【18点】 6問 【28点】
合計 4問 【18点】 8問 【22点】 12問 【60点】 24問 【100点】

問題の傾向と内容

大問数は例年通りの5問となっています。配点に関しては、大問1の記述問題の配点が増え、古典の設問数が減り、古典全体の配点が低く設定されています。
出題順が例年と変わり、大問3に古典、大問4に漢字の書き取りが出題されました。


【大問1】論説文

平成28年度と同じように、文章Ⅰと文章Ⅱの2つから成っており、内容は、知識や経験の大切さについてでした。空欄補充の抜き出しが多く、空欄の前後を確認しながら本文から抜き出すことに慣れておく必要があります。また、本文を読んだ上で100字程度の文章を書く問題も例年通り出題されました。問題の傾向として、過去の長野県入試の問題に類似した出題方法が多く、過去5年間分の過去問演習を繰り返し行うことで問題への対応力を高めることができます。


【大問2】読解

パネルディスカッションの場面とその振り返りが題材となりました。司会者の発言内容を問う問題が出題され、今年はその内容を自分で考えて書く問題が出題されました。問題の難易度は例年通りですが、問題文が長いために、多少時間がかかる受験生が多かったと思われます。


【大問3】古典

鎌倉時代の説話集からの出題となりました。例年より設問は少なく、漢文の出題がありませんでした。例年通り、現代仮名遣いと動作主の把握が出題されています。問題の傾向としては、慎重に問題文を読み、理解することで高得点が見込めます。ただ、故事成語に関する問題が最後に出題されており、普段から故事成語だけでなく、ことわざなどの意味に関心を持ち、知っておく必要があります。


【大問4】漢字

昨年から記号で選択制になり、今年も同じ形式でした。同音異字、同訓異字、間違いやすい四字熟語について普段から力を入れて学習しておきましょう。


【大問5】小説文

母と娘のやりとりの間に、娘と店員のやりとりが挿入されている場面でした。場面展開を問う問題や、表現の効果と登場人物の心情を関連させて40字程度の記述をさせる問題が出題されました。記述量や条件が増えることで難化しています。普段から、本文や設問の内容を正しく読み取り、聞かれていることを漏れなく答えることができているかよくチェックして勉強をしておくことが大切です。


数学


出題形式と配点

大問 出題内容 基本【配点】 応用【配点】 合計【配点】
基本計算 12問 【36点】 0問 【0点】 12問 【36点】
資料の活用、空間図形、作図、二次関数 0問 【0点】 7問 【21点】 7問 【21点】
一次関数 0問 【0点】 7問 【21点】 7問 【21点】
平面図形 0問 【0点】 6問 【22点】 6問 【22点】
合計 12問 【36点】 20問 【64点】 32問 100点

問題の傾向と内容

難易度は昨年度同様で、問題数は1問減りました。
また、近年の出題傾向である思考力や表現力を問われる問題が多く出題されました。
問1の基本計算や各大問毎の確実に正解できる問題を見極めていければ得点が取れる問題となっています。
ですが、問2以降の問題の文章量が多いので、高得点を狙うには問題を解くのに必要な情報を早く読み取り、数式にできるかどうかの力が鍵になります。


【大問1】基本計算

計算問題中心に出題されました。
中学全学年からの出題でしたが、これまでの入試で出ることがなかった標本調査の問題や三平方の定理の逆についての記述問題が出題されました。計算の力だけでは高得点を取ることは難しいですが、ここでは高得点を狙いましょう。


【大問2】資料の活用、空間図形、作図、二次関数

文章問題に関する出題となりました。例年、文章を読み取り計算式を立てたり、解法を記述したりと思考力が問われる傾向にあります。記述問題や途中計算を書く問題が出題されているため、日ごろから記述問題になれておく必要があります。
(1)ではチョコレートの販売個数と人数について資料の活用と方程式を組み合わせたの問題が出題されました。
①と②はヒストグラムの問題、③では方程式の立式と解法のプロセスを問う記述問題が出題されました。今後はこのような分野横断型の問題が頻出すると考えられます。
(2)では対称移動の問題と作図ついての問題でした。②の作図では問題をよく読みこめば角の二等分線を書く問題でしたので得点したい問題となります。
(3)の二次関数の問題では文章量はそれほど多くないですが、与えられた式をどう使えばよいか理解できないと得点しづらい問題でした。


【大問3】一次関数

関数に関する出題となりました。
近年の問3の問題は一次関数の応用問題で、今年は池の水を抜いたり入れたりする問題でした。
ただし、池の中に直方体が入っていて水面までの高さが変則的にあがったり文章量が多いため、しっかり読み取ることが要求されます。
Ⅰ(1)・(2)の問題はグラフを読み取れば正解にたどり着けます。難易度は高くないので、得点しておきたいです。(3)の問題は図や(1)・(2)の問題から得られたことを使うことや読み取ることが必要となりました。


【大問4】平面図形

図形に関する出題となりました。
例年、平面図形からの出題がありましたが、本年も出題されました。
Ⅰでは中点連結定理の問題や、そこからひとつの直線を軸として回転させたときの体積の求積でした。
Ⅱ(2)の証明は学校教科書レベルの相似な図形の証明となっています。平行四辺形の特徴(向かい合う辺が等しく、平行であること)を使って、2組の角が等しいことを見つけることで正解できます。
Ⅱ(3)①の問題は補助線を引くことが得点できるかどうかの重要なポイントです。それにより直角三角形を作り出すことができれば正解できます。


英語


出題形式と配点

大問 出題内容 記号【配点】 記述【配点】 合計【配点】
リスニング 10問 【20点】 0問 【0点】 10問 【20点】
場面対話・英作文 7問 【15点】 3問 【15点】 10問 【30点】
対話(インタビュー) 3問 【6点】 5問 【18点】 8問 【24点】
長文読解 8問 【21点】 2問 【5点】 10問 【26点】
合計 28問 【61点】 10問 【39点】 38問 100点

問題の傾向と内容

昨年と同様4つの大問で構成されていました。各大問別にみると、【問1】リスニング、【問2】場面対話、【問3】対話文、【問4】長文読解と形式に変更はなく、リスニングを含め記号で答える問題が62点分、記述が31点分と昨年からほとんど変化していません。記号問題が多いものの、その多くは文章の内容理解を求めるものですので、文章を段落ごと正しく読み取りましょう。また文章全体を理解するため、国語同様に読解力が必要になります。教科書レベルの単語・文法知識を身に着けていれば十分なので、1・2年の復習は早めにはじめましょう。


【大問1】リスニング

絵や図表を見て答える問題、対話を聞いて質問に答える問題、200語弱の英文を聞いてから質問に答える問題という構成は昨年度とまったく同じです。(1)No.3は、どの円グラフについて話しているか答える問題ですが、実際の数値をもとに円グラフが作られています。数字を正しく聞き取れていれば問題ありません。(3)は例年正答率が低いので、長い文章を聞く練習を普段からする必要があります。(3)の英文が流れるまで時間があるので、あらかじめ問題に目を通しておきましょう。


【大問2】場面対話・英作文

Ⅰ(1)~(4)は定番の語句補充・選択問題・整序問題。語形変化は今回出ませんでした。教科書の語句、表現をおさえていれば問題ありません。
 Ⅱ(1)では英文を読んで指示に従って答える英作文が出題されました。助動詞を使う会話表現はよく出題されましたが、混同しやすいので注意しましょう。(2)では英文を読んで、2つの質問に対して自分の考えを10語以上で英作する問題が出題されました。英文内容の理解とともに相手に正しく伝わるように表現できるかが問われました。内容は「ボランティアに参加したいか」というよくあるテーマでありました。難しい表現を使わなくても答えられる問題ですので、普段から英作の練習をして慣れていきましょう。


【大問3】対話(インタビュー)

昨年同様インタビュー形式の対話文が出題されました。出題内容も昨年同様インタビューの内容に関する問題、10語以上を用いて、自身の考えを英作する問題が出ましたが、出題内容に大きな変化はありませんでした。内容はアメリカの哲学者ジョン・デューイに関することが出題。難しい内容ではありませんが、注釈も本文の量も多いため、全体の内容を正確に早く読み取る力が不可欠です。まずは文量の少ない対話文を読むことからはじめることをお勧めします。


【大問4】長文読解

題材は芥川龍之介の「蜜柑」を紹介するスピーチ文でした。本文の内容に関する問題はもちろん、段落ごとの要約を選択する問題が出題されました。昨年正答率が低かった前置詞を選択する問題もありましたが、前後の内容を理解し、前置詞の基本的な意味をおさえていれば解けるでしょう。本文の内容はもちろんですが、問題の選択肢の英文も正しく理解する必要があります。本文を読む前に設問に目を通しておけば効率よく解けますので、長文読解を解くときは工夫して問題に取り組みましょう。


理科


出題形式と配点

大問 出題内容 記号選択【配点】 語句・記述【配点】 数字・計算【配点】 作図【配点】 合計【配点】
生物 6問 【13点】 5問 【12点】         11問 【25点】
化学 3問 【7点】 4問 【9点】 2問 【5点】 1問 【4点】 10問 【25点】
地学 7問 【14点】 3問 【8点】 1問 【3点】     11問 【25点】
物理 3問 【8点】 4問 【11点】 1問 【3点】 1問 【3点】 9問 【25点】
合計 19問 【42点】 16問 【40点】 4問 【11点】 2問 【7点】 41問 100点
※大問3Ⅱ(1)の計算式を求める問題は語句・記述に含めました。

問題の傾向と内容

昨年度とおなじく、生物・化学・地学・物理の各分野から均等に出題されました。昨年度の問題とくらべてみると、全体を通してかなり易しくなったように感じられます。問題数も「記号選択」が14問→19問と増え、かわりに「語句・記述」は27問→16問とおおきく減少しました。一方で、内容については、生物分野が1年生から3年生までの内容がまざった複合問題となり、物理分野と合わせて複合問題の数が増えました。さらに文章の量が多く、解答には「問題を理解する力」や「文章を読む速度」が求められます。普段から文章を読んで理解する、という練習を積み重ねることが必要です。


【大問1】生物分野

Ⅰ、Ⅱ通して、中学1年から3年までの知識をまんべんなく求められる複合問題でした。問いは基本的な事柄が多く、難しくありません。単元別になっていないので、問題文からどれだけヒントを探せたかがポイントです。また、発酵食品についての問いなど、授業では余り時間をとって説明されないちょっとした知識や、日常生活などで得た知識を必要とされる問題もありました。3年生までの教科書を良く読み込んでおく必要があります。


【大問2】化学分野

Ⅰは酸化・還元に関する問題、Ⅱはイオンに関する問題。Ⅰ、Ⅱのどちらも学校で配布される問題集の平均レベルの出題で、難しくはありませんでした。とくに大問1、大問4を難しく感じるようであれば、落とすことはできない問題です。基礎力がどれだけ身についていたかが重要です。化学分野は例年2,3学年からの出題が多いため、計算問題、グラフ・表の活用問題に早くから手をつけ、慣れておきましょう。


【大問3】地学分野

Ⅰは月の見え方に関する問題。解答するには、実験でなにを知ろうとしているのか、内容の理解が必要です。また、Ⅱの地震に関する問題では「計算式を答える」問題が出題されました。問題は難しくありませんが、グラフから数値を読み取る力、読み取った数値を利用する力が必要になります。緊急地震速報の問題は、グラフを上手く利用できれば、計算の必要はありません。例年、地学は天体から出題がありますが、天体は3年の末に学習する範囲です。習熟し、得点源とするには時間が足りないことが多いため、早くから学習を始めておく必要があります。


【大問4】物理分野

昨年とかわらず、Ⅰは3年生単元の「力と運動」と2年生単元「電気」との複合問題。「電気」の単元からは磁界が出題されています。Ⅱは1年生単元の「光」についての出題で、Ⅰ、Ⅱを通して3学年満遍なくの出題となりました。物理分野は記号選択が特に増え、計算が減ったために、かなり易しくなりました。物理分野は複合問題の出題が続いている単元のため、各学年の単元別の問題だけではなく、他の単元も含まれる総合問題の演習を早くから行いましょう。


社会


出題形式と配点

大問 出題内容 語句記述【配点】 選択・数字【配点】 論述【配点】 合計【配点】
地理総合問題 5問 【10点】 5問 【12点】 3問 【10点】 13問 【32点】
歴史総合問題 1問 【3点】 7問 【20点】 3問 【10点】 11問 【33点】
公民総合問題 3問 【7点】 3問 【6点】 2問 【7点】 8問 【20点】
公共 1問 【3点】 2問 【6点】 1問 【6点】 4問 【15点】
合計 10問 【23点】 17問 【44点】 9問 【33点】 36問 100点

問題の傾向と内容

昨年同様、聞かれている知識問題はそれほど難しくありませんが、すべての問題において資料を正確に読み取り、情報をまとめる力が問われています。語句問題はすばやく解答し、資料の読み取りや記述問題を解く時間をどれだけ作ることができるかが大事といえます。また、問題の傾向が現在の社会問題に関連するものが多く、現代社会への興味関心を常に持っておくことが、得点向上への近道となりそうです。


【大問1】地理総合問題

資料を見て、内容を把握できているかどうか確認する問題が今年も多く出題されました。問1の(4)のように、計算問題も昨年同様、1問出題されています。論述問題も、資料を読み取ることに加えて、着眼点を答えさせる問題が出題され、昨年同様、知識量よりも、資料のどこに注目すればよいか読解力を問う傾向が続いています。読解力、資料を読み取る力の強化が必要です。


【大問2】歴史総合問題

歴史総合問題:昨年同様、略年表を用いた近代までの歴史を出題 
古代から近代まで満遍なく出題されています。語句記述問題の配点数は昨年よりさらに少なくなっています。語句記述が減った分、複数選択問題の割合が増え、地理以上に、単語知識よりもその時代の大きな流れを把握できているかどうかを問う傾向が強いといえます。時代ごとに、政治、経済、文化をまとめて把握しておくことが大切です。


【大問3】公民総合問題

地理や歴史に比べ、語句問題が昨年よりわずかに増えました。ただ、増えた語句問題も資料を読み取ることで答えさせる問題となっており、読み取る力が問われていることに変わりはありません。資料内容の傾向として、現代社会の問題に関連付けられたものが多く出されており、地理や歴史同様、公民でも、ただ知識量を問うのではなく、社会問題の解決策につながる視点を問う問題が増えています。時事問題に目を通し、現代社会に興味関心を持つことで、得点向上につながります。


【大問4】公共(仮称)問題

公共(仮称)問題:高校で必修科目になるといわれる「公共(仮称)」を意識した問題
複数の資料が提示され、その中から自由選択の上、問題点と解決策を答えさせる形が定着してきました。問1から問3までと同様、資料を正確に読み取り、文章にまとめられる力が問われています。昨年は、最後に理由を述べさせる問題でしたが、今年はより踏み込んで問題への解決策を考えて答えなくてはならないため、難化していると思われます。


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