現在は中3ですが、小4の時に入塾してくれた女子生徒がいます。当初は人見知りが激しく、体験授業を行った私以外の講師と話ができなかったため、私が担当を続けてきました。
あまり発言をしないため、表情の小さな変化や仕草から「分かる」「分からない」を判断し、分からない場合はどのように分からないのかを、紙に書き示したりしながらコミュニケーションしていきました。生徒から言葉を引き出すことが難しかった分、保護者様とは時間をとって情報交換をしてきました。
たしかにここまで勉強で困ることは多かったですが、保護者様によると「塾を嫌がることだけはなかった」そうです。通い始めて6年が経つ頃には、以前と比べて表情も豊かになり、他のスタッフに質問する姿が見られるようにもなりました。今でも言葉は少ないですが、家族やクラスメートのことを自分から話してくれる時もあります。
振り返ると、入塾当初は校長として、また講師として、どのように指導したらよいのか悩んだものです。ですが、生徒自身が成長していく過程をサポートしていることに迷いをもってはいけないと、今の自分なら思います。彼女の目標達成のため、最後まで力になりたいと思っています。
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