最近入塾してくれた小3の女子生徒。すでに通ってくれているお友だちの紹介として来てくれました。初めての面談時には、机の下にもぐったりして落ち着きがなく、「大丈夫かな…」と不安になる場面も。ですが個別指導の週2回の通塾を通じて、少しずつ変わっていきました。
最初は椅子にじっと座っているのも大変だったので、「椅子からおしりを離したら負けゲーム」など、頑張れる工夫を重ねながら授業を進めました。おしゃべりが大好きで、手が止まりがちだったのですが、「今日はここまではやろうね」などと声をかけながら、できることを少しずつ増やしていきました。
特に効果的だったのが、ポイントカードの導入です。1ページ進むごとにスタンプを押すルールにしたところ、「あと3つ推せるように頑張る!」と自発的に取り組めるようになりました。
今では個別とサキドリ算国コースを併用しながら学習しています。サキドリでは、授業の始めの挨拶の役を任せることで責任感が芽生え、集中して向き合えるように。また、同年代の仲間に刺激を受けて、「あの子より進めたい」と競争心も見せています。
この生徒は別で英会話教室にも通っているのですが、最近この教室で習った英語で、私に手紙を書いてくれました。ちょっとつたない文章でしたが、気持ちが伝わってくるとってもうれしい内容でした。
入塾当初から見ると、本当に成長したなあと感じます。こうして目の前でたくさんの生徒たちのそうした姿を見られるのは、この仕事ならではの喜びだと実感しています。