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こんにちは、ずっきーです!いよいよ後期選抜本番!
今年は駒ヶ根校にお通いいただいている中3生がとても多く、いつにもまして緊張しています。
みんな、胸張って、自信もって、いってらっしゃい!!
春期講習残席僅かです!
また3月13日(土)は小学生の体験会もありますので
是非校舎までお問い合わせください♪
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いずみ塾駒ヶ根校住所:駒ヶ根市中央13-10 2F
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受付:火~土 16:00~22:00 担当:中山
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こんにちは。東進衛星予備校 伊那北駅前校です!
共通テスト国語解説、後編。
今回は【古典】について、解説していこうと思います。
「受験にしか使わないじゃん」
で、おなじみの古典。「なむ」識別とか絶対に使わない。
ですが、厳然たる事実として、大学受験にはほぼほぼ古典が必要になってきます。
一部の難関大学では、理系の学部でも二次試験で古文が必要になります。
※あまり区別されませんが、古典=古文+漢文です。
「なぜ、古文漢文を学ぶのか?」は触れてもしょうがないのですが、一つメリットを挙げておくと、古典を学ぶことで、「日本語文化の特徴」を理解することができます。
「???」という感じでしょうか。
ここは古典の勉強にも通ずるところなので、しっかり解説していきます。
昔の日本人は、漢詩・漢文によって、多くの知恵を得てきました。島国の我々は、大陸から様々な知識を学んできたわけです。
「戦争ってこうやって勝つのか!」孫氏・兵法
「頑固ではなく、人の意見を聞いて柔軟な上司になろう。」孔子・論語
「人に教えることができたら本当に理解しているという事だよ。」礼記・学記
こんな感じです。
現代の我々もこういった節があるはずです。
「全米が泣いた映画」とか、「台湾で話題のタピオカ」など。
諸外国から文化がやってきて、自国の文化が発展する。この歴史の流れの中に我々は生きています。
ここは日本人である限り、逃れられない宿命です。
しかし、現代における諸外国の文化の経路と、中世・近世の時代の文化の経路は少し違います。
例えば、「全米が泣いた映画」と、「タピオカ」。
これらはどのように日本で広まるでしょうか?
おそらく、マスメディアによって日本語で告知されるでしょう。テレビCM、SNS広告などで、大衆に広く認知されることになります。
また吹き替え版等でそもそもの形を変えて日本にやってくることもあるでしょう。
では一方で、古文を書いていた、中世・近世の時代はどうだったのでしょうか?
これは全く違った入り方をします。
分かりやすく「全中国人が泣いた映画」と、「中国で話題のタピオカ」が入ってくるとしましょう。
いうまでもなく、これは日本語ではなく中国語で入ってきます。これが漢文です。
「これはこういう映画なんです。」
「このもちもちした粒は若い女性をとりこにしていくもので…」
これらを中国語で説明されて、中国語で見たり聞いたりします。日本語字幕も存在しませんし、吹き替えなんてもってのほか。
想像してみてください。
あなたがもし、英語のリスニングに若干の不安を抱えているとして、洋画を見るときに字幕があると集中できないから、吹き替え派だったとします。
気になる彼から初デートに誘われて、お勧めの映画を一緒に見ることになりました。
そこで彼がすすめてきた映画は吹き替え版のないコアな洋画。
「・・・」
彼の趣味、理解できないまま映画は終わりますね。
当時の漢文の入って来かたはこんなイメージでしょう。
しかし現代でも字幕なし、吹き替えなしでも洋画を理解できる日本人がいるように、中国語で説明される大陸の文化を理解できる日本人がいました。
それってどんな日本人だと思いますか?
それが貴族です。
当時は教育の差なんてものではないほど、語学力には差があります。
中国の文化を理解して、勉強できたのは貴族だけでした。ここがかなりのポイントです。
なぜなら、どんな文化も受け取る人間によって伝わり方が変わるからです。
タピオカだって並んで買って、インスタにアップする女子高生がいたり、「意味が分からない」と吐き捨てる男子高校生もいます。
受け取る人間によって、文化の受け取り方は変わる。
では、貴族たちはどんな人間だったのか。
中世の人間たちを今の尺度で測ることは難しいですが、一言でいえば、
「雅」です。
貴族たちは、「雅」。
すぐ月を見上げたり、髪をそったり、「あわれ」という人たちです。
そして、かつ、お金持ちです。
国の中枢の方々で、大衆からの税金を巻き上げて自分たちは漢詩にいそしんだり、香道をしたりするので、
現代人よりはかなり情緒的で余裕があり、悪く言えば暇です。
このあたりの人たちが中国の文化に触れて、余裕もあるから勉強ができて、漢文を理解していったわけです。
貴族の方々は、理論立った漢文を貴族固有の情緒的な考え方で理解して、自分たちの見聞を深めて古文を書いていった。
これが大まかな流れでしょう。
かなり前振りが長くなりましたが、
古文を書いていて、漢文を受け取った日本人は暇で金持ちで情緒的な貴族。
ここがポイントです。
つまり、漢文を理解していった貴族たちが使っていたのも古文なわけです。
ここから急に勉強をしていきます。
古典(古文×漢文)のどちらも悩んでいる生徒諸君。
事実を言います。
古文から勉強した方が効率的です。
なぜなら、漢文は書き下せば古文になるからです。
なぜ古文に書き下せるかといえば、漢文をはじめに受け取った日本人はまだ古文をしゃべっていたからです。
その証拠に、お手持ちの古文の参考書と漢文の参考書の、「受け身」の欄をご覧ください。
完全に接続まで一緒のはずです。
例えば、「怒られる」。いやですね。
「怒られる」を古文にすると、「怒らる」になります。この「怒らる」ですぐに「怒られる」にできるかが古文知識です。
ラ行4段活用「怒る」の未然形+受け身・尊敬・自発・可能の助動詞「る」。
この古文知識はつけましょう。これができれば、次の漢文もできます。
「被怒」→書き下せば「怒らる」→「怒られる」になります。
古文の場合、順番と読み仮名はわかることが多いので、「怒らる」まではすぐ到達します。
そして接続と助動詞がわかれば、「怒られる」の現代語に到達できます。
こういった流れで漢文を古文化することができますので、古文から勉強することをお勧めします。
ちなみに勉強法ですが、英語と同じです。
単語を覚えて、文法を覚えて(漢文の文法は句法という)、訳す。これができればOK。
さらに、英語より楽です。
物理的に楽です。
英単語は2000~3000words必要なのに対し、古文は多くて300。漢文は100程度。しかも発音はなし。
さらに文法は10個程度で、古文と漢文の文法はほぼ一緒です。
かなりタイムパフォーマンスのいい教科であることは間違いなしでしょう。
古典は「やればできる教科」なのが理解できたかと思います。
サクッと単語を覚えて、文法を終わらせましょう。これで訳せれば、古文も漢文も一石二鳥で得点源になります。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。また次回のブログでお会いしましょう。
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追伸
ここまで、「古典」について解説してきましたが、共通テストに関しては触れていませんでした。
なぜならそこまで変更点がなかったからです(笑)
基本的には一緒で、文章が二つ出てきたりもしましたが、センター試験にもみられる問題でした。
ですので、基本的な単語と文法・句法を覚えて、センター試験の過去問を解く、という勉強が王道でしょう。
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みなさん、こんにちは、いずみ塾甲府昭和校の早川です。
さて3月3日が終了し、中3の皆さん本当にあっという間に受験が終了しました。
受験の問題をみましたが、やはりなかなか手ごわい問題が多い印象でした。
一つ、お話したいのは、国語はすぐに成績が上がることはないです。積み重ねていかないと入試では戦えません。
よく、「学校の先生の作る期末テストは割と国語はとれるから…」と考えている方いませんか?
入試では大きな壁にぶつかります。
国語の問題を分析してみたので、ぜひ見てみてください。
漢字の問題…
例年同様読み書きの問題でした。
宵(よい) と読みます。(こよい)と書いてしまいそうになりますよね…。朗報(ろうほう)も、朗?郎?
と迷わせる問題でした。
スピーチや発表の問題…
学校でもクラスの中で話し合いや、ディスカッションを行う授業も多いと思います。
スピーチでは、その人の発表の良さやわかりやすさがどんなところにあるのか、
日頃から意識してみるといいかもしれません。また、主語と述語の意識も対応しているかどうか確認する必要がありますね。
意外にも、25字以上30字以内で書く問題が多かったため、日頃から20字から30字がどの程度の文章量なのか感覚としてつかんでおくと書きやすいです。
やはり訓練は必要ですね。(いずみ塾では、抜き出す訓練を授業の中で行っています。塾生の皆さんできたと信じたいです!)
論説文... 例年よりも文章量が少なかったです、そひて非常に読みやすい内容でした。国語の長い文章を読むときには、どれだけ早くその文章の世界の中に入っていけるか・集中できるかが大切です。
選択問題では、消去法で必ず問題を選びましょう。選択問題で時間をかけてはいけません。必ず根拠を見つけてくださいね。
また、本文の文章を読む中で、筆者が何が一番伝えたいことなのかを考えて自分なりに簡単でもいいので、
考えておくと、問題を解きやすくなりますよ!問題の読むスピードが遅いので…。とお困りの方もいると思います。少しずつ問題慣れしていきましょう。
㊃古典… 例年より簡単です!!
古典の問題では、今年隣に口語訳が載っており、比較的簡単に文章の内容を読み解くことが出来ました。
また、古典はおちを理解できると問題の正答率が上がります!!
(1本虫歯だったので歯医者に頼んだら、高かったので2本抜くと安いことを知り、良い歯まで抜いてしまった!!)などなど
理解できると、大声で笑うほど面白おかしくありませんが、「くすっ。」と面白い話がたくさんあるので読んでみましょうね。
また、古典ではあるテクニックを知っているか・知らないかで大きく差がつくものがあります。
学ぶ楽しさはたくさんありますので頑張って勉強していきましょう!
㊄論説文 体内時計のしくみ
読んだときに、誰もが考えたことがある内容だったのではないでしょうか。
時間の感覚が違うことについて。内容がしっかりわかっているかどうかの確認で図やグラフの選択問題もありましたね。何よりも、抜き出す問題や、要約力を問う問題が多くありました。
例年よりも、35字~40字で書く字数が増えました。35字から40字というと意外に書ける内容は多いです。
なかなか自分の解答があっているのか不安に感じたり、模範解答ではないとだめなのか…、と勉強していてもやる気が無くなってしまうことありますよね…。
いずみ塾では、一人ひとりの解答を分析しどのように対策するべきなのかなど個別でじっくり対策していきます。
ぜひ、来年・再来年の入試を見据えたうえで早めの対策を一緒にしませんか??
詳しくは校舎まで。
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055‐288‐0148
甲府昭和校
担当 早川
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いよいよ長野県高等学校後期選抜試験まで
残り3日!!
となりました。
最後の追い込みの土日です。
体調を整えることを第一に、
実力が出し切れるよう
スタッフ一同、応援しています!!!